高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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39: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/23(月) 18:34:51.68 ID:tmsEt/C+O



 ……誰もいないし、ちょっとくらい巫山戯てもいいんじゃないだろうか。

「ふっ。この程度の雨、大した事ないな……」

「それはあめーんじゃないですか?」

「……」

「お疲れ様です、プロデューサー」

 見られてしまったようだな……と続ける勇気は流石にない。

「お疲れ様です、楓さん。今のは他言無用でお願いします」

「……プロデューサー、あーめん」

 部屋に寒冷低気圧が発生している。
 
「何が望みですか?」

「あらプロデューサー、私が人の弱みを握って脅しをかける様な人に見えるんですか?」

「……いや、別に……」

「ですよね。ところでプロデューサー。お酒、飲みたくなったりしませんか?」

 それを俗に脅迫と言う。




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