高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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33: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/18(水) 19:43:19.76 ID:nmXeqSyFO




 とはいえまぁそんな事が現実になる筈もなく、間も無くしてコンビニが姿を見せた。

「それじゃ、傘買ってきますから」

「あ、大丈夫ですよ」

 そう言って、楓さんが俺を引き止めた。

 何が大丈夫なのだろうか。
 駅まで一つの傘で向かうのは流石によろしく無いが……

「私も折り畳み、持ってますから」

 そう言って、楓さんは鞄から折り畳み傘を取り出した。

「……楓ぇ!」

「ふふっ。持ってない、なんて言ってませんでしたよ?さ、行きましょう?」




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