高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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28: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/18(水) 19:37:34.70 ID:nmXeqSyFO
プルタブを開け、あったかいコーヒーを飲む。
ホットコーヒーは良い、寒ければ寒い程美味しく感じる。
「ホットコーヒーって良いですよね。ホッとします」
「プロデューサー、お疲れみたいでしたから。ほっとけずに声掛けちゃいました」
少し寒さが増した気がする。
と、まぁそんなアホな事はおいといて。
楓さんは傘を忘れてしまっているようだ。
おそらく雨が止むのはかなり先になりそうだし、かと言って雨の中傘も持たずに歩いては風邪をひいてしまうかもしれない。
確か、部屋に予備の傘があったはずだが……
ピロンッ、と俺のスマホに通知が入った。
送り主はちひろさん。
『部屋の鍵、閉めて返しました。明日も頑張りましょう』
……仕方がない、俺の折り畳みで我慢して貰おう。
まぁ俺はコンビニまで走れば良い。
大して距離はないのだから。
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