90:名無しNIPPER
2017/12/09(土) 10:34:44.72 ID:w8z7tdGAO
「とあるダクトから伸びてると言ったじゃん? 近くに出口があるから、あとは壁伝いに進んでいけばいい」
男「………………。ああコレか」グイグイ
「転校生と彼女にも伝えておいて。遠くでもいい、直接じゃなくても『名指し』で感謝の言葉を言えば止まるから」
男「了解した。…君はこれから何処へ行く?」
「さてね。放送室は壊されちゃったし、学園の外はほんとどうなってるか、わかったもんじゃないし」
「確かめる勇気だって無い。どこかでひっそりと生き延びてみせるよ、弱虫なんだ、あたしは」
男「そうか。なら頑張って」
「あんたこそ、よくわからない味方によくわからない敵を相手に頑張って」
男「一介の生徒に期待をし過ぎだと僕は思う」
「言えるだけましじゃん、あたしなんて、……期待ってコトバ自体すら忘れかけてるよ」
クル
「それじゃあ、さようなら。またどこかであたしの噂でもしたら耳にするぐらいならしてあげる」
男「期待してていいよ」
「…よく言う。うん、それじゃさよなら」スッ
男「──ああ、さようなら、唸り声」
男「そして【ありがとうございました、唸り声】」
─────ブツン!!!!
「…………」スタスタ
140Res/165.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20