136:名無しNIPPER
2019/03/04(月) 22:06:10.21 ID:4p+XcMCgO
委員長「この学園を陥れようとしつつ、けれど一定数は救おうとしている。みたいな不思議な人のことです」
教師「すまない。君が、本当に何を言っているのか分からないんだが」
委員長「───知らないんですか、黒幕のことを?」キョトン
知らない。誰だそれは?
そんな存在初めて聞いた、…学園に広まる噂話の一つにあっただろうか?
教師「俺は…私は、その黒幕と言われる者に関係してないし聞き覚えもないが…」
委員長「えぇっ!? で、でも先生って…体質…持ってますよね、きっと…そういった不思議な能力みたなの…」
教師「? なんだそれは?」
委員長「んんっ!?」
教師「不思議だな。君はいつそう思ったんだい? 私が変な力を持っているだなんて」
委員長「だって…私がそう思って…あれ? でもなんで急に私って、先生のことを疑ってしまった…?」
───なるほど、それが原因か。
教師(理解したぞ…出会っていたんだな…過去に、私のような体質を扱う人間に…私欲のままに行動する人間に…)
教師(彼女は明らかな特殊感性だ。一般人とは相容れなくなる程の経験を積んでしまい、結果、私との齟齬が起こった)
ならば話は簡単だ。警戒レベルを落とせるほどの、安易な解決方法。ククク。
委員長「わ、わたしは…」
教師「落ち着き給え。もしや君はとても怖い目にあったんじゃあないか? 常識を覆す、とても奇妙な出来事に」スッ
委員長「なんでこちらに近付こうとするんですか?」
教師「…………。いや、うん、待ってくれ、えーっと、そうだそうだ、とりあえずコーヒーをだそう、とりあえず落ち着こう」
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