135:名無しNIPPER
2019/03/04(月) 21:45:27.85 ID:4p+XcMCgO
〜体育館準備室〜
女生徒「…あ、ありがとうございます」
教師「いや…別に構わんが…」スッ
委員長「…………」ジィー
教師(見られている。なんて冷たい目だ、まるで『犯罪者』を見るかのよう…)
教師(体質は発動している。ではなぜこうもうまくいかない? ──ならば更に陥れるしか、決着は無い)
教師(恋人(仮)の着替えを手伝っている今……彼女がこちらに対しアクションは見せない今、チャンスだとも言える)
そしてこれが【最後】のチャンスになるのか、自分の行い次第だ。
教師「上着を羽織りなさい」ススッ
女生徒「は、はい…」
もう心から確信した。彼女は、俺の体質から逃れる素質【可能性】がある。
経験上ありえないことだったが、認めるしか無い、己の未来のためにも……
教師(……クククッ…ああ、良いだろう…最初こそ焦ったが、体質が聞くことは証明済み…)ニタァァ
教師(不思議な事ながら、わかるんだよ。自分にはさらなる展開が起こせることを、なんとなくな…)クク
委員長「終わりましたか、先生」
教師「あ、ああ、無事に終わったとも。待たせてしまって済まないね、それとも監視してたのかな?」
委員長「ええ。もちろん、先生はだって黒幕のお仲間さんですから、たとえ恋人でもね」
教師「………? 親玉、と先程から言ってるけれど、それは一体どういうことだ……?」
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