46:名無しNIPPER[saga]
2017/11/02(木) 11:54:12.32 ID:0m5tXs/U0
〜25日目〜
両親に連れられて、初めて村を訪れた時。
私はすごく警戒していた。
だって、父と母以外のヒトを見た事なんて無かったから。
村のヒト達は、私達と違い、随分とノロノロ動く。
物音を隠そうともしない。
隠れもせずに、私達を遠巻きに眺めてくる。
両親が村長と話している間、私はずっと建物の陰に隠れていた。
私達と、ここのヒト達は、違う。
違いすぎる。
鼻がむずむずする。
口の中が乾燥する。
気分が悪い。
いつも行く、森の泉で綺麗な水を飲みたい。
水を。
「水を飲みたいの?」
背後から声がしたので、凄くびっくりした。
何時の間に近づかれたのだろう。
足音は、あったはずだ。
けど、周囲の物音にまぎれて、ちゃんと認識することが出来なかった。
私は警戒しながら背後を振り返り。
彼女と出会った。
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