狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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45:名無しNIPPER[saga]
2017/11/02(木) 11:33:57.54 ID:0m5tXs/U0
〜22日目〜


スライム達の観察と平行して、脱出方法の模索も続けている。

スライム達と十全な協力体制を築けたと仮定して、どうやれば脱出できるのか。


例えば……洞窟の天井に開いている穴からスライム達を外に送り出して。

蔦なり何なりをぶら下げてもらえば。

そこを登って脱出することが可能だろう。


理屈としては不可能では無いように思える。

問題は……。



「そこまで複雑な行動を、スライム達が理解できるのかって事なんだよね」



壁に向かって石を放ると、それに反応した青いスライムがピィピィと動き出す。

石を回収して、遊び始める。

元々はスライム達の反応を伺うためにやりはじめた石投げだが、青いスライムは気に入っているようだ。



「この辺の習慣を利用すれば、洞窟の外に送り出すのは可能だろうけど」

「その後がなあ……」



スライム達の気分次第ではあるけど、反復して行動させる事でそれを習慣として教え込むことは出来ると思う。

けど、ここには蔦もロープも無い。

代用品すらない状況だと、習慣として教え込むことは難しいんじゃないだろうか。



「せめて、言葉が通じたらいいのにね」



洞窟の天井に開いた穴から、外の様子が見える。

今日は満月だ。

あと数日で、幼馴染の誕生日。


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