191:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:41:59.84 ID:gbcG53qB0
「ねえ見た!アイツらの顔!」
「滅茶苦茶驚いてたわ!」
「そりゃそうよね、アンタが帝国狩猟大会で優勝するなんて、誰も思ってなかったでしょうから!」
「あー!凄くすっきりした!」
「これで普段からアンタを馬鹿にしてた連中も、少しは見直すでしょうよ」
「大会の報酬も半分は村に引き渡したし、私とアンタを育ててくれた恩も返したから」
「後は、まあ、自由にやっていいんじゃない?」
「それで、その、ね」
「ちょっと相談なんだけどさ」
「私、もうすぐ誕生日よね」
「うん、18歳の」
「村ではさ、18歳になったら成人したと看做されて、色々な権利がもらえるの」
「仕事の権利と、住む場所の権利を自由に選べるのよ」
「だからね」
それは、とても大切な約束を交わした時の夢だった。
もう既に、居なくなってしまった相手との。
大切な約束の。
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