111:名無しNIPPER[saga]
2017/10/14(土) 22:38:20.76 ID:xxl3iEC90
「いつも歌っているつもりだけど……変なプロデューサー」
くすくすと笑う音葉、いつも通りのような気もするが、その瞳は見たことがない光を湛えている
「いつでも聞きたいから、頼むよ」
「貴方のために歌うのは……嫌いじゃないわ」
こほんと咳払いをすると、ゆっくりと瞳を閉じてから音葉が歌を
陳腐な表現ではあるが、透き通るような声で歌詞を紡いでいく
それは無機質な事務所の中で躍動し、まるで鼓動を内包しているような勢いを感じる
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