1:名無しNIPPER
2017/10/07(土) 13:24:22.03 ID:nV9jNYP30
一部、端折ってはいますが、元ネタは某ロボットアニメの神回です。
とあるライブ会場
未央「まさかこんなにたくさんの人に来てもらえるとは思わなかったよ〜」
凛「みんなー!来てくれてありがとう!」
卯月「次のライブも来てくださいね〜」
ファンたち「「「わああああああああああああああああああああああああ!!!」」」
ファン1「いや〜。楽しかった」
ファン2「グッズもたくさん買っちまったぜ。これで今月も極貧生活だぜ」
ファン3「いや、しかし、こうも頻繁にライブをされると金がどんだけあっても足りないよな」
ファン4「そうだな。俺なんてフェラーリと別荘売っちまったぞ」
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 13:25:29.07 ID:nV9jNYP30
舞台裏
部長「いやぁ〜。今回も大いに盛り上がって結構結構」
モバP(以下、P)「お褒め頂き光栄です」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 13:34:49.03 ID:nV9jNYP30
みく「Pチャン……」
P「どうした?みく。まだ送迎バスは来ないから、楽屋で休んでていいんだぞ」
みく「ちょっと悪いけど、楽屋に来て欲しいにゃ」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 13:58:42.50 ID:nV9jNYP30
みく「う……うん」グスッ
P「どうして泣いているんだ?」
みく「ごめん……ごめんね。Pチャン。みくたちのために頑張ってくれたのに……」グスッ
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 14:00:02.33 ID:nV9jNYP30
翌日の朝 シンデレラプロダクション 中庭
ちひろ「(朝)8時ですよ!」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 14:08:50.51 ID:nV9jNYP30
P「そうか。身に覚えがないか。なら、これを燃やしても問題ないな」
P「みく。一つ残らず燃やせ」
みく「はいにゃ」
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 14:09:47.68 ID:nV9jNYP30
P「はじめろ」
ちひろ「はっ、はい。現在のシンデレラプロダクション・アイドル部門内における風紀の乱れには、正に目を覆わしめるものがある。
よってここに“シンデレラプロダクション所内法度 Vol.2”を定め――――って、プロデューサーさん!この内容、本気ですか!?」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 14:11:15.44 ID:nV9jNYP30
輝子「ヒャッハー!冗談じゃねえぜ!マイフレンドはどうなっちまうんだぁ!?」
楓「さすがにこれはやり過ぎじゃないかしら?」
響子「プロデューサーさんに弁当渡せなかったら、私はどうやって(プロデューサーさんに)自分を表現すれば良いんですか!?」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 14:12:42.03 ID:nV9jNYP30
だがしかし、明文化されていないものの異性との恋愛が禁止されているも同然のアイドル業界にあって、
Pの使用済み下着の利用、Pグッズの生産等、ささやかな快楽を含む一切の私的活動を排除せんとするプロデューサーのクロムウェル的施策は
明らかに時代に逆行するものであり、アイドルとしての高い理想に燃えつつも、プロデューサーへの欲情を介して、
混迷する現代をキュート且つクール且つパッションに生き抜かんとする若きアイドルたちの複雑怪奇な欲望はその捌け口を求めて、
潜在化・ゲリラ化しつつ発現することは避けることの出来ぬ歴史的必然であった。
10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 14:16:02.79 ID:nV9jNYP30
まず真っ先に行われたのが、ツィッター隠しアカウントを利用したレジスタンス活動を共有し、Pの認識外における抵抗活動だった。
次いで、酒や雑誌の闇取引、ケーキ・ドーナツをはじめとしたスイーツの密造及び密売だった。
糖分摂取のために2つ目の胃袋を保有する乙女たちを購買層としたケーキ・ドーナツ・パン・スイーツの密造は
お菓子作りを得意とする一部のアイドルに富の集約をもたらし、深刻な経済問題を招いた。
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