国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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98: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2017/10/22(日) 05:17:05.13 ID:WmkNYsCJ0

雷帝《私は…》

雷帝《私の存在は、ただ魔王様をお守りするために》

雷帝《傍らに雷鳴剣が無くなった今でも、それは変わらない》

魔王《…雷帝》

雷帝《――行きましょう》

雷帝《それが必要だと言うのなら、私の過去などいくらでも白日に曝してくれる!》

雷帝《私たちは》

雷帝《ここで立ち止まるわけにはいかないのだから!》

炎獣《へへ! らしくなってきたぜ!》

氷姫《…そうこなくっちゃ、ね!》



雷帝《そうだ》

雷帝《あの戦いを生き延びた後、私達は………》





木竜「………どうやら、鳳凰は去ったようじゃ」

雷帝「…そう、ですか」

木竜「お主は行かぬのか?」

木竜「これから、魔界は暗黒の時代となる。人間の侵略…残り少ない資源の奪い合い」

木竜「誰もが自分の身を案じることしか出来んような、混沌の時に」

木竜「そんな時に、お主は」

木竜「その赤子のために、尽くせるのか? 得体の知れぬ加護を抱く、先代様の娘に」

雷帝「…」

雷帝「そう言いながら、翁も」

雷帝「ここに残っている。………そういうことではないですか?」

木竜「ほっほ! 言いおるわい」

木竜「いつまでも若造でいるわけでは、ないようじゃな?」

雷帝「………これは」

雷帝「私の、誓いですから」




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