国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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104: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2017/10/28(土) 13:30:21.04 ID:vwTJGK6PO

木竜(後援などと言って、魔王城に居座っておるだけじゃろうが。全く、いつまでもでかい顔をしよって)

冥王「そもそも、人間と魔族の和平なんて聞いたこともなくってよ。魔王と勇者がいるっていうのに、そんなことが実現出来ると思いまして?」

魔王「…それは」

雷帝「――賭けてみる価値はある」

木竜「!」

冥王「…へえ?」

雷帝「例え、仮初めの和平だったとしても、我らの軍備を整えるだけの時間が稼げるのならば、やる価値はある」

雷帝「それに策略を巡らせるならば、魔王様の即位の直後にこうして話を持ちかけてくるのは、適当ではないはずだ」

雷帝「あちらも魔王様の急激な台頭に、その手腕から今までと違う未来を見越しているのかもしれない」

魔王「雷帝…」

冥王「おほほ! 可愛らしかったあの坊っちゃんが言うようになったこと!」

冥王「ですけれど、それって全部憶測に過ぎないんじゃなくって?」

冥王「それとも生け贄の使者に、お前さんがなるって、そう言うつもりかしら? 雷帝」

雷帝「私は構わない」

雷帝「いずれにせよ、今の人間の世を視察できるいい機会だ」

冥王「傲慢ねぇ…」クスクス

木竜「さて…いかがいたしますかな? 姫様」

魔王「………」




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