国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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103: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2017/10/28(土) 13:28:07.28 ID:vwTJGK6PO

炎獣《…雷帝。お、俺、その…》

炎獣《お前にそんな気持ちをさせてるなんて知らなくてよ…》

雷帝《…ふっ》

雷帝《何を勘違いしてるのか知らんが、お前が気にすることではない》

雷帝《お前はお前の足取りで、炎獣たらしめる為の居場所を手にいれた。私は最初、お前にそれが出来なければ斬るとまで言った男だ》

雷帝《よく、魔王様を支えたな》

炎獣《あ、ああ…。そー言われっと、照れるなぁ》

氷姫《…》

雷帝《それに、私の役割はすぐに見つかる》

雷帝《我々には内外に多くの敵が居た》






氷姫「…人間からの休戦協定?」

木竜「うむ。どうやら、ただの休戦に留まらず…人と魔族の和平を目指す、というのが建前のようじゃが」

氷姫「その為に、人間の王国の、建国の儀式に出ろって…? そんなもん誰が信じるのよ」

氷姫「どうせあの時みたいに裏切るつもりなんだ…!」

雷帝「…ふむ」

魔王「………けれど、今回の人間の王は今までのどの国王よりも態度が違う」

氷姫「た、確かにそうだけど。その使者が殺されてお仕舞いってこともあるのよ!?」

魔王「…」


冥王「どうなさるの? 子猫さん。あたくし人間なんてどうでもよろしいのだけど」

冥王「あたくしがこうして後援についている以上、言われるがまま生け贄を差し出すなんてあんまりにもお粗末な顛末は、頂けないわねぇ」




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