平塚jk「おい八幡、部活行くぞ」八幡「勘弁してくれ……」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/10/07(土) 18:43:48.19 ID:krHEmvlP0
放課後。
平塚「ふむ、それはつまり三浦優美子は君に恋しているということだろう」
八幡「……は?」
なぜそうなる!?
平塚「いや青春じゃないか! 由比ヶ浜結衣というキューピッドは三浦優美子の恋心をなんとか成就させてやりたいと君に近づき、無理やりではない程度に仲直りを促す。そして君は悩み、苦しみ、次第に三浦優美子の事ばかり考えるようになる」
八幡「………」
平塚「恋とはつまり依存度なのだよ比企谷八幡。好きか嫌いかではない。浅いか、深いか。深く潜れば潜るほど、その恋は大きくなっていく」
雪乃「………」
平塚「これはもはや奉仕部案件だ! 依頼されなくても目の前の面白い事があったら手を出す! それが我ら奉仕部!」
心の声ダダ漏れじゃねぇか。
八幡「具体的には何をする気なんすか?」
平塚「そうだな…………恋はフィーリングとハプニング、そして――」
雪乃「タイミング」
雪ノ下雪乃がパタンと力強く小説を閉じた。本を大事にする彼女には珍しい行為だった。
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