平塚jk「おい八幡、部活行くぞ」八幡「勘弁してくれ……」
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34:名無しNIPPER[saga]
2017/10/07(土) 18:33:52.95 ID:krHEmvlP0
八幡の教室。昼休み。


クラスメイト「……ちっ」ジロッ

八幡「………」

クラスメイト「………」ジトッ

八幡「………」


 かつてない居心地の悪さ。

 テニスコートの出来事以来、俺のクラスでの評価はこれ以上にないほど落ちていた。苛められないのが不思議なくらいだ。


八幡(ビビってるんだろうな。平塚先輩に)


 そう考えると滑稽だ。女一人にビビってる高校生が俺を威嚇する。普段はパリピでカースト上位を気どっていていも、暴君の前には等しく無価値。

八幡「へっ……」

結衣「ヒッキー何笑ってるの……キモいよ」

八幡「……えっと…」

 誰だこの人。

結衣「ひどっ!? クラスメイトじゃん!?」

八幡「あ、ああ、そうだったな。初めまして」

結衣「初めましてー♪ ……って違う! ずっと一緒じゃん!」

八幡「そうだったか?」

結衣「そうだよ! つーか早く優美子に謝った方が良いよ?」

八幡「謝るような事してねぇ」


 厳密に言えば土下座するような事をした覚えはある。嫁入り前の娘の顔に傷をつけかけたのだ。


結衣「そりゃこっちだって調子に乗ってた所はあるかもしれないけど、あれはやりすぎだって!」

八幡「こっち? お前あっち側の人間か?」


 あっち側の人間が何の用だ? また俺を騙すつもりか……ってそれは過去の話だった。


結衣「あ、それはちが……いや違わないけど……でもそう言う意味じゃなくて!」

三浦「結衣! ジュース買いに行くっしょ!!」

結衣「あ、うん!」

八幡「……ほれさっさと行け」

結衣「……早く仲直りしてね」ジッ…

八幡「……っ///」


 ……仲直りも何もあいつとは最初から何の関係でもない。


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