平塚jk「おい八幡、部活行くぞ」八幡「勘弁してくれ……」
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27:名無しNIPPER[saga]
2017/10/07(土) 17:04:50.46 ID:krHEmvlP0

 突如現れた雪ノ下雪乃は俺のやろうとしている事を全て見抜いていた。

 ゛見抜いていた上で”、俺を見下していた。


八幡(゛負け逃げは許さない”ってか……)


 普段なら「それがどうした」と鼻で笑っていた所だが、今の俺はそれを無視できない事情があった。


平塚「………」ジッ

 平塚静の目に敗北の二文字がなかったからだ。

 確かに土下座をすれば事は収まるかもしれない。

 形はノーゲームに出来るし、負けてないと言い張る事は出来る。


 だが、負けは負けなのだ。ギャラリー達の目には平塚静の敗北が映る事だろう。


 何故だかそれは認められなかった。何が何でも勝たなければ。その為には――、



【スポーツの基礎は体力だ。技術も知識も体力を前にすれば無力。1に筋トレ2に筋トレ、34は喧嘩で5に筋トレだ】



八幡「……平塚先輩、ちょっと」

平塚「?」

八幡(まともにやっても勝ち目はないです)ボソボソ

平塚(だったどうする?)

八幡(こっちの土俵に引きずり込みましょう)

平塚(土俵?)

八幡(これは立派な縄張り争い、つまりは喧嘩です。スポーツじゃない。だったら――)

平塚(……なるほど)ニヤリ


 悪魔の笑みがこぼれた。





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