平塚jk「おい八幡、部活行くぞ」八幡「勘弁してくれ……」
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26:名無しNIPPER[saga]
2017/10/07(土) 16:56:49.50 ID:krHEmvlP0
ギャラリー<ザワザワ

戸部「相手に1ゲームも与えずに最後まで来るなんて流石っしょ!」

三浦「弱すぎて話にならないっつーの」

葉山「ちょっとレベルが違いすぎたかな……」

平塚「………」ゴゴゴゴゴ


 怒りメーターがマックスに達している平塚静の隣で、俺はどうすれば最も穏便に解決するか考えていた。

 一番難しいのは俺達がここから逆転する事だろう。正直初心者の俺と平塚静じゃあ相手になっていない。

 普通に考えれば俺達がコートを借りているんだと正論を振りかざす事だが、あっちはパリピだから話を聞いてくれる訳がない。平塚静の怒りも収まらないだろう。


八幡(だったら、これが一番早いか……)


 ――カランッ


葉山「……ヒキタニ君?」

三浦「?」

平塚「比企谷、君のサーブだぞ。ラケットをひろ……」

八幡「………」


 もっとも簡単にして収まりの効く方法。

 それは土下座だ。

 試合が終わってからだと平塚静の怒りをぶつける場所がないが、俺がこうして終わらせれば俺に向くだろう。

 葉山達だって土下座されてまでコートを奪おうとはしないはずだ。ギャラリーの目もある。

 戸塚彩加の目的を果たす為にもコートを奪われる訳にはいかない。


 よって、この場でこうする事が最適解であり、最善な――


雪乃「情けないわね。それでも奉仕部の一員なのかしら」

八幡「!!」


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