4:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 07:52:40.79 ID:HlHriJiu0
ルミ「まったくもー」
つかつかつか──
ルミ「綺麗にしとかないとさ、愛里寿隊長がぷんぷんしちゃうでしょ」
かさっ……
アズミ(……!)
アズミ「ちょっ、待っ、ルミっ」
ルミ「へ?」
アズミ「……、あ、いや……」
アズミ(っ……しまった……)
アズミ(『見るな』って言ったら、この子絶対みるし──ていうかべつに、見られてもよかった? 私は知らんぷりしてれば──あぁいやいやいや駄目だ、もろに私の名前書いてあるし……ぬあーーっ……投げ捨てるんじゃなかった……!──)
ルミ「?? ん? これ、アンタの?」
アズミ「……あぁ……いや、べつに……。」
アズミ(……あーもー、最適な返事が見つからない……っ)
ルミ「?? よくわかんないけど……」
カサカサカサ……
……ぺら、ぺら
ルミ「──ったく、破り捨てて……んー、何か書いてあるけど──」
アズミ「……っ」
ルミ「んっと──……。……はい? 『付き合ってください──等方女ですが──』……『アズミさん』……へ?」
アズミ「……。」
ルミ「……。ねぇ……これって」
アズミ「……っ……あーもー……うっさい、こっちみんな……」
ルミ「えっと、あんたって、たしか……えっと、アズミさんでしたっけ」
アズミ「……違うし。私じゃないし。……だからこっち見んなっての……」
ルミ「……。」
ルミ「………。」
ルミ「…………。」
ルミ「……………………っプッ!」
アズミ(ッ……)
ルミ「……あーっはっはは!! だーっはっはっは! ひゃーっ! ほんとにこういうのって、あるんだっ!」
アズミ「ぬぐぐぐ……あぁぁ、もぉぉぉぉ……」
ルミ「あーっっはっははっははっはは! さすがアズミさんはモテモテだなぁーっっはっはっは!」
アズミ「〜〜〜〜ッ」
アズミ(んもぉ〜〜〜! 絶対しばらくネタにされる!! めんどくさいっ……)
アズミ(誰かしらないけど──いい迷惑なのよぉぉおーーー!!)
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