今井加奈「温泉街とエイリアン」 【ウルトラマンオーブ×シンデレラガールズ】
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/02(月) 00:06:11.00 ID:68qbHRVe0

 がつっ。

P「うわっ!?」

 石段ということをつい忘れてしまい、プロデューサーはつんのめった。
 加奈が短い悲鳴を上げたのが聞こえる。視界に石段の角が迫ってくる。慌てて手を突こうとするが腕組みしていたため間に合わない。
 ぶつかる――痛みを予期し、プロデューサーは反射的に目をつぶった。

加奈・P「「……え?」」

 二人して素っ頓狂な声を出していた。
 今にも角に頭をぶつけそうになっていたプロデューサーが突然現れた男に支えられていたからだ。

男「大丈夫か? 気をつけろよ」

P「は、はい。すみません」

加奈「…………」

 加奈は首を傾げた。彼女は石段の上からプロデューサーを見ていた。
 だから彼の周囲に誰もいなかったことはこの目ではっきりと見ていたのだ。
 それなのにその男は急に姿を現し、プロデューサーを助けた。まるで瞬間移動でもしてきたかのように。



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