ことり「あの子のことが忘れられない」
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25:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:34:33.49 ID:/zESL2O40
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ことり「つっかれた……」

その日、私が帰途に就いたのはすっかり日も落ちた夜だった。

仕事に無我夢中で打ち込んだ時間は、精神的にはまだ疲弊を抑えることができたけど、使い果たすほどに体力を消耗させた。

正直、この生活を続けていけるとは思えない。

かといって意識をほかのことに分散されれば、すぐさまどす黒く濁った感情に飲み込まれる。

耐えるしかないんだ、どうせ。

ことり「ふあぁ……」

ヘトヘトに疲れた体に眠気が襲ってきた。

私は抵抗するでもなく、そのまま身を任せてすぐに意識を現から遠のけた。

その日見た夢は、また。




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