25:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:34:33.49 ID:/zESL2O40
* * *
ことり「つっかれた……」
その日、私が帰途に就いたのはすっかり日も落ちた夜だった。
仕事に無我夢中で打ち込んだ時間は、精神的にはまだ疲弊を抑えることができたけど、使い果たすほどに体力を消耗させた。
正直、この生活を続けていけるとは思えない。
かといって意識をほかのことに分散されれば、すぐさまどす黒く濁った感情に飲み込まれる。
耐えるしかないんだ、どうせ。
ことり「ふあぁ……」
ヘトヘトに疲れた体に眠気が襲ってきた。
私は抵抗するでもなく、そのまま身を任せてすぐに意識を現から遠のけた。
その日見た夢は、また。
48Res/33.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20