13:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:28:18.11 ID:/zESL2O40
皆の言葉ひとつひとつが、自信に繋がった。
卑下しがちな自分に、少しずつ打ち勝てるようになった。
自分で選んだ道に、一歩踏み出してみようという勇気が湧いた。
14:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:28:56.73 ID:/zESL2O40
*
人を轢いた。そして逃げた。
ヒトゴロシになっているかもしれない。
15:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:29:34.91 ID:/zESL2O40
*
怖い。
嫌だ。
16:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:30:12.15 ID:/zESL2O40
* * *
『ドンッ!』
17:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:30:39.51 ID:/zESL2O40
*
目に入ってきたのは、いつもの朝の風景。
見渡しても白い壁に視線が止められる。
18:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:31:06.92 ID:/zESL2O40
枕に顔を埋め、思いきり叫んだ。叫ぶことができた。
目覚めた際、無意識ながら叫んだのがきっかけだろうか。
とにかく、昨日はつっかえてしまっていた分まで、全力で吐き出した。
19:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:31:35.15 ID:/zESL2O40
突然鳴り響いたけたたましい音に、打って変わって素っ頓狂な声をあげた。
ことり「び、びっくりした……」
いつものように起床時刻を告げるアラーム、今日は私が先に起きていたけど。
20:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:32:04.31 ID:/zESL2O40
*
私は「日常」を始めた。
ルーチンと化している朝の行動はこんな精神状態でもほとんど変わらない。
21:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:32:35.66 ID:/zESL2O40
* * *
往来から駅、電車内に渡り、人という人をかき分けなんとか職場に到着した。
22:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:33:05.17 ID:/zESL2O40
*
「南さーん、そろそろお昼だけど」
ことり「へ? あ、はーい」
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