コゼットの修造
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/09/27(水) 14:33:40.59 ID:63xcKSEbO

 《君はあまりに美しい。君はきっと、今が一番美しい。だから、君の時を止めてしまおう》


マルチェロという画家がいた。
彼は、コゼットの美しさを永遠とするために彼女を手に掛けた。
そのときに流れたコゼットの血が器物にかかり、主を想う器物は呪いとなってコゼットを現世に250年たった今もなお縛り付けていた。

コゼット「永遠に続く感情は、哀愁だけ…」

だが、修造持ち前の熱血はマルチェロの妄執をも跳ね除けた。目指すのではなく、狙っていけ!
次々と器物を改心させ蒐集していき、ついには全ての器物を揃えるに至ったのだ!

コゼット「さあ修造。……儀式をしましょう」

修造「わかった!」

ノータイムでの返事!ネクストタイムどころかノータイム!それでこそ修造!いま ここ 修造!

儀式によって開かれし『扉』。
ここから先に行けばもう戻れない。

コゼット「行きましょうこの先へ。永遠すら届かない幸福へ」

二人は足を踏み出した。

これは終わりではなく、新しい修造の始まり。



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