7:名無しNIPPER[saga]
2017/09/27(水) 14:35:14.56 ID:63xcKSEbO
何も、何もない空間。
あるのは修造とコゼットだけ。
コゼット「この先を抜けるには危険が伴うの。だから、この手は絶対に離さないでね。ここは幻想が支配する空間。一度離れ離れになれば二度と会うことは出来なくなるわ」
修造「大丈夫。 大丈夫って文字には、 全部に人って文字が入っているんだよ。だから大丈夫!」
コゼット「ふふ。貴方が熱い言葉を言うものだから、炎が立ちこめてきたわね」
幻想が支配する空間。それは想いが形となって現出してくる。修造の熱さはとどまることを知らない。熱くない修造なんて修造じゃない!
ほら、気付けば辺り一面が火の海よ!
コゼット(熱い……!)
熱い。熱い、熱い、熱い!熱い!!!!
この熱の源は、そうだ。
修造の手………
修造を見た。コゼットの目に今の修造は、太陽そのものに見えてしまった。
灼かれるッ…!!?
コゼット「わ…ぅわあああああああああ!!!?!」ばっ!!
修造「コゼッ…!?」
ああ、なんということか!コゼットは熱さは耐えきれなくなり、ついにはその手を離してしまった!
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