安部菜々「死ぬほどあなたが好きだから」
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1:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:24:10.15 ID:q7fALb2LO
モバマスssです。結構トンデモ独自設定があるのでおおらかな心で見ていただければ幸いです。

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2:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:27:00.52 ID:q7fALb2LO
「カバー曲、ですか?」

ある日手渡された書類に書かれた、懐かしい曲名。

「あぁ〜懐かしいですねぇ・・・って、あっ、違います!えっと、あの、ウサミン星では2年くらい前に流行ったばっかりで・・・!」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:27:49.27 ID:q7fALb2LO
小さいころみたアイドル声優、あんな風になりたいと思って東京に通いはじめた頃、初めて「地下アイドル」に触れた。
当時は声優やアイドルになるために養成所に通う、なんて発想も施設もお金も無くて、とりあえず「アイドル」と名のつく場所をとにかく調べているうちに、そこにたどり着いた。

アイドルは、みんなキラキラとした場所で歌って踊ると信じていた私にとって、暗いイメージのある地下という場所はなかなかショックだったけど、ノリと勢いに任せた若い単純思考の私は
「夢への近道!」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:28:28.51 ID:q7fALb2LO
私は一番最初のころ、正統派アイドルという形で動きたかった。
何となく、イロモノアイドルだと声優になった時に響くんじゃないかと勘違いしていた。
多分、イロモノ系の方が声優としては合っていたかもしれないけれど。
ただ、地下アイドルとはいえ新人に自由に動くことは許されなくて、ウサミン星人なんて肩書きをつけられて、いつの間にかユニットになって、先輩アイドルとセットでステージに出ることになった。
初めて会った先輩アイドルは、私よりも少し背が高くて、年齢も上で、正直いうと少し怖かった。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:29:11.81 ID:q7fALb2LO
小さなステージで歌って踊って、芽がでる様子もなく3年が過ぎた。
その間に、お客さんも店の人たちも少しずつ変わっていって、私の少し前に入った人たちもどんどん辞めていった。
私と先輩、あと一人か二人を残してみんな入れ替わってしまった。

成人してしばらく経ったころ、ある日ステージが終わった後に先輩に言われた
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:30:03.28 ID:q7fALb2LO
「成人おめでと、奢るから好きに飲みなよ。」

成人したことは伝えてあったし、その時に軽くお祝いの言葉はかけてもらった、あまり普段の通りとかわらなかったから、あの時こうして祝ってもらえることを少しだけ不思議に思った。

バイトでも居酒屋で働いていたけれど、お客さんとして入るのは初めてだったし、お酒も初めてだった。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:30:45.91 ID:q7fALb2LO
「私?私はねー、うん、続けるよ、うん」

意外なほどに軽い返事で拍子抜けした私を尻目に、先輩は続けた。

「自分の話で悪いんだけど、私すっごい人見知りなんだ、地下アイドルになっても、今でも。」
以下略 AAS



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