安部菜々「死ぬほどあなたが好きだから」
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4:名無しNIPPER
2017/09/26(火) 23:28:28.51 ID:q7fALb2LO
私は一番最初のころ、正統派アイドルという形で動きたかった。
何となく、イロモノアイドルだと声優になった時に響くんじゃないかと勘違いしていた。
多分、イロモノ系の方が声優としては合っていたかもしれないけれど。
ただ、地下アイドルとはいえ新人に自由に動くことは許されなくて、ウサミン星人なんて肩書きをつけられて、いつの間にかユニットになって、先輩アイドルとセットでステージに出ることになった。
初めて会った先輩アイドルは、私よりも少し背が高くて、年齢も上で、正直いうと少し怖かった。

先輩は、ステージではほとんど完璧にウサミンを演じる人だったけど、ステージを降りたらすぐに演じるのをやめるタイプの人で、切り替えの早さに関しては他の人の群を抜いていた。
その上、地の性格はかなりサバサバしているものだから、狭い楽屋の中でも、浮いた存在になっていた。
ユニットを組んで長い間、あまり深く話したことも無いので、よく「なんでアイドルをやってるんだろう?」なんて思ったりもした。

「ダブル☆ウサミン」と名前のつけられたそんな先輩とのユニットは、私よりも先に「ウサミン星人」として活動していた先輩に、ウサミン星から増援がやってきた!という設定で活動していくことになる。


「ダブル☆ウサミンの小さい方」なんて呼ばれて、「安部菜々」として認識されることなく、小さなステージで少ない観客の前で歌って踊る。そんな日々がしばらく続いた。
欲張りな新人だった私は、思い描いていた理想とのギャップに少しずつもがき苦しんでいく。


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