お隣さん
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6: ◆iv1d32We2.[saga]
2017/09/24(日) 23:20:29.14 ID:BZMZBtSw0
隣人「スマホないと色々と不便ですね」

 男「あると便利な気がするってだけじゃ?」

隣人「実際便利だと思いますよ。時間潰せるので」

 男「そうですか。なら戻って取って来たら如何です?」

隣人「やです」ウルウル

 男「ですよね」
  「でも明日からどうするんですか? まさか俺と同棲するワケじゃないでしょうに」

隣人「あ……考えてなかった。まあそれはおいおい……ね?」

 男「服はどうするんです?」ハァ

隣人「大丈夫、最悪休めばいいんです」フンス

 男「今まで生きてこれたのが不思議なくらいアホですね」

隣人「アホじゃないですよっ。精々が同僚にアホの子って呼ばれるくらいですぅっ」

 男「十分アホです」

隣人「あるぇ?」

 男「まあそういう人も嫌いじゃないですが。ああ、アホついでにビール呑みます?」

隣人「戴きますっ。私黒ラベルでっ」

 男「ウチ淡麗なんですよ」

隣人「うぅむ、でも1本下さい。お幾らですか?」

 男「払ってくれるんですか。……なら100円で」

隣人「い、1万円から」

 男「小銭はねぇのかよ……はいどうぞ」ジャラジャラ

隣人「どうも。いやぁ、呪いの電話も偶には悪くないですね。私1人じゃつまみなんて年中バタピーですから」ニコニコ
  「ん、美味しい。このお肉どこで手に入れたんでふ?」

 男「この近所にいた女友達から貰ってるんです」

隣人「友達いたんでふか」モグモグ

 男「失礼な。今その友達とは付き合ってるんですよ」

隣人「ちょっと意外な感じがひまふ」モグモグ
  「んく……なんとなく、すぐ逃げられそうですし」

 男「長続きは確かにしないですねーって何言わせんですか」

隣人「ざまあ」キャッキャッ


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