66: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/10/10(火) 22:18:15.14 ID:HHwJzBVN0
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「なるほど、それで麗花がココに居たのですか」
「そうなの。だから私がいるんだよ! えっへん♪」
いやいや、威張る必要はないけれど。
結局麗花が来てから少しすると貴音も我が家にやって来た。
それも自分で買って用意した、大量の食材が入ったビニール袋をその手にして。
あんまりインパクトがあったから、一緒に持って来たススキの存在にしばらく気づかなかったぐらいだぞ。
「でも貴音、ウチの冷蔵庫パンパンだよ?」
「ならば空けるのをお手伝い致しましょう」
そうしていそいそと冷蔵庫から、ハムだのチーズだのといったすぐに食べれそうな物を取り出す貴音。
麗花と二人で6Pチーズを齧る姿なんて、まるで大きな二匹のネズミみたい。
……あ、分かった。
最初からこうすることが目的で、アレコレ買い込んで来たんだな。
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