319: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/12/09(日) 23:21:33.28 ID:SKk6W+iM0
===
けれども、それから数分と経たないうちに事務室の扉が開かれました。
そうしてひょっこりと顔を覗かせたのは、劇場所属アイドルの七尾百合子ちゃんと望月杏奈ちゃんです。
「失礼しまーす。百合子ですが、こちらの部屋にプロデューサーさんは――」
「……いないみたい。入れ違った?」
キョロキョロと辺りを見回す二人……何か用事があったみたいですね。
ですから、私はそんな彼女達に「プロデューサーさんならついさっき」と数分前のことを伝え。
「――そうですか、プロデューサーさんは事務所の方に」
「んと……ちょっと残念、です」
340Res/273.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20