147: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2018/01/19(金) 11:26:36.23 ID:FwE0C8ELo
琴葉「ふ、二人は……一体なにしてるのかな……?」
百合子「わわっ!? こ、琴葉さんっ!?」
杏奈「……おはようございます」
琴葉「うん、おはよう杏奈ちゃん。――じゃなくて!」
琴葉「えー……えっとね? もちろん友情の表現には色々あると思うけど」
琴葉「劇場みたいな不特定多数の目がある空間でそういう濃ゆいやり取りは――」
百合子「お、落ち着いてください琴葉さん。今のは舞台の練習で」
杏奈「百合子さんとは、その台本の読み合わせ……」
琴葉「……舞台? 練習?」
百合子「あの、恵美さんから聞いてませんか?」
百合子「今度劇場で上演する、ヴァンパイアを題材にした連作劇……」
琴葉「恵美から……彼女も出るの?」
百合子「はい。他にもまだ何人か共演する人はいますけど」
琴葉「……そう言えば今日、恵美から相談があるってココに呼び出されたわ」
琴葉「それってつまり、その舞台の――」
恵美「そゆことそゆこと! こーとはっ♪」
琴葉「きゃあ! う、後ろから急に話かけないで!」
恵美「にゃははっ、ごめんごめ〜ん。……で、早速だけどさ相談ね!」
琴葉「な、なに?」
恵美「女の子を口説く時って、どういう風にしたらイイと思う?」
琴葉「……えっ!?」
恵美「強引にこう! 唇を奪ってから話し出した方が――」
琴葉「やっ、止めてよ恵美、ココじゃダメ! 二人がソコで見てるから〜!!」
百合子「うわぁ……!」
杏奈「……凄く近い、ね」
百合子「でもこれ、参考になるのかなぁ……?」
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