川崎「あ……あたしと付き合ってくんない?」 八幡「!?」
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◆hr9g98PXaA
[sage]
2017/11/02(木) 00:03:56.58 ID:Ea+ObaJfO
でも、これでいいのかもしれない。
俺は頑張った。本当に、これまでにないくらいに頑張った。誰も責めることはないだろう。
殉職した数多くの仲間と同じように、数ある死のひとつとしてひっそりとどこかに記され、それで終わる。
そんなものだ。
諦観の念にも似た卑屈な言葉を並べていると、それは見えた。
「────」
駆けてくる女性と、なにかを叫ぶ少女。
どちらの影も遠く精彩な輪郭は見てとれない。
でも、俺にはわかる。
なにを思い駆けているのか。
なにを思い声を上げるのか。
わかる。わかるから、わかってしまったから、俺は歯を食いしばり、身をよじった。
ふたりの悲痛な顔は、俺自身に身を裂くような痛みを生じさせた。
だから、避けられない攻撃から逃れるべく、全身全霊で右へ踏み込んだ。
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