川崎「あ……あたしと付き合ってくんない?」 八幡「!?」
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232: ◆hr9g98PXaA[sage]
2017/11/02(木) 00:06:25.66 ID:Ea+ObaJfO


 メンシュハイトが俺の胸をめがけての伸ばした手は、すんでのところで軌道を外れ、俺の左肘に触れる。

 下半身はいまだその場に残っている。このままではメンシュハイトが直撃し、下半身は吹き飛ぶ。


 そのとき、俺の左腕は弾けた。


 爆発の衝撃は、体をよじったために不安定な体勢だった俺の体を、軽々吹き飛ばした。


 不幸中の幸いだな。腕を失ったおかげで、両足は健在。

 うつ伏せになった体を起こしながら、剣を握ったままの右手の甲を左腕の肩口へと当てる。

 ゼイレにより瞬時に熱せられた手袋は肉を焼き、無理やり傷を塞いだ。煙とともに顔を背けたくなる悪臭が鼻をつく。激痛にも顔をしかめるが、どうにも笑みがこぼれてしまう。


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