川崎「あ……あたしと付き合ってくんない?」 八幡「!?」
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◆hr9g98PXaA
[sage]
2017/11/01(水) 23:58:32.52 ID:+ShFh3J5O
対象のメンシュハイトは、はじめこそ忌々しげに俺を相手取っていた。
つい数分前、なにかの区切りでも迎えたように変化は訪れた。
時が経つにつれて動きはおざなりになり、俺に対する興味を失い始めていたのだ。
メンシュハイト一体とこれほどの時間戦闘したことがなかったために、対象の変化を予測できなかった。
海老名さんの様子から、それは指示を出す本部も同じようだった。
まだ進路上の退避が終わっていない。引くことはできない。だからといって頼んで止まってくれるような相手ではなかった。
なにかしらの被害を承知で他の案を試すしかないのだろうか。
案のひとつにあったエンドレス採掘地獄が可能ならば、足止めになるだろう。
この案のリスクでもっとも大きなものは地震の誘発。次に爆発の衝撃による周辺の建造物崩壊。
もしかすると後者も前者と肩を並べるほどに危険性がある。
避難所は衝撃に耐えうるとしても、周辺の民家は再起不能な損害を受けてしまうかもしれない。加えて、地形が変わってしまい、町が致命的な損害を被る。
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