30:名無しNIPPER[saga]
2017/09/21(木) 00:24:05.02 ID:x1eCXNrg0
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ルビィ「おねえちゃん、どこいくのー?」
ダイヤ「まりさんの所ですわ! 紅茶をごちそうしてもらうのです!」
もういつだったか思い出せないほど昔の話です。
その日、お姉ちゃんは目を輝かせて玄関から飛び出していきました。
ルビィは出しかけた茶器をしまいました。
その日は、お母さんにお茶の点て方を教わる予定でした。
「ルビィ、お茶はもういいの?」
ルビィ「……うん、いいもん」
ルビィは、お姉ちゃんに自分で点てたお茶を飲んでもらうつもりでした。
それなのに、お姉ちゃんは紅茶なんてハイカラなものにつられて、さっさと出掛けてしまったのです。
その日は一日中、茶器を出したり片づけたりして、とうとう普段使いの片くちを欠けさせてしまいました。
怒られて大泣きしたあとのルビィに、帰って来たお姉ちゃんはつらつらと紅茶の美味しさについて語りました。
拗ねて部屋に引きこもったルビィは、その日また怒られて泣きました。
ルビィは、お姉ちゃんにお茶を飲んでもらいたかっただけなのに。
ううん、今ならわかります。
ルビィは、自分も鞠莉さんと紅茶を飲んでみたかっただけでした。
どうして連れて行ってくれないのかと、一日中、むくれたままだったのです。
鞠莉さんの家にお呼ばれするお姉ちゃんが、羨ましかったのでした。
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