27:名無しNIPPER[saga]
2017/09/21(木) 00:20:24.57 ID:x1eCXNrg0
鞠莉さんは、その宝石箱に、お姉ちゃんを加えたのでした。
くすんだルビーは見向きもされず、黒澤家の輝くダイヤモンドだけが選ばれたのでした。
お姉ちゃんが2年も早く生まれた、お姉ちゃんだったからでしょうか。
それとも、ルビィには魅力がなかったのでしょうか。
きっとそうです。
だって果南ちゃんは、昔からルビィと遊んでくれました。
年齢のせいではないのです。
鞠莉さんがルビィを選んでくれなかっただけなのです。
嬉しかったんです。
鞠莉さんが戻って来てくれて、ルビィは初めて、鞠莉さんと同じ舞台に立てました。
嬉しかったんです。
鞠莉さんが誘ってくれて、ルビィは今日一日、憧れの鞠莉さんと二人きりです。
きっとこれがマグマの正体なんでしょう。
鞠莉さんに「同じスクールアイドルだ」と言われて、ルビィの心はすぐに沸騰してしまいました。
怒っていたのは頭の中だけ。天にも昇るその心は、薄情にも、とっくにすべてを赦してしまっていたのでした。
嬉しい、幸せだ。ルビィは鞠莉さんの隣にいるんだもん。
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