ルビィ「──気の引ける誕生日。」
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8: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/09/20(水) 23:56:14.57 ID:O2RiTAsto

果南『……まあ、善子の反応は正常だと思う』

花丸『むしろ、ダイヤさんに関してはかなり忙しいタイミングだから……』

善子「……ちなみにダイヤの誕生日っていつなの?」

鞠莉『1月1日よ』

曜『元日じゃん!』

千歌『ダイヤさんの元日……絶対忙しい……』

鞠莉『家庭のホーシン? ……みたいなのもあるんだろうけど、そのせいでVery Hardな日ってイメージがダイヤの中で強いみたいなのよね……』

果南『最近になってようやく、世間とのズレがわかってきたみたいで、他の人のお祝いとかは真面目に祝ってくれるようになったんだけど……』

梨子『……あれ? じゃあ、ダイヤさんのお誕生日も』

果南『まあ、お祝いらしいお祝いをしてあげられたことはないかな。どっちにしろ三箇日どころか、冬休み中はほとんど時間取れないし、メールするくらいだよ』

善子「参考までに、ダイヤはそのメールにどんな反応してくるの?」

果南『ありがとうございます。ってメールが返って来る』


……うわ、ダイヤっぽい。


鞠莉『わたしがいない間もダイヤ、そんな感じだったのね』

果南『どこかの誰かのお陰で自然と話す機会もなかったしね』

鞠莉『む……それはその……Sorry...』

果南『冗談だって』

鞠莉『もう! 果南!』


とにかく、状況はわかった。

……あれ? でも


善子「なら、普通に祝えばよくない?」

千歌『……どゆこと?』

曜『いや、私もそう思ったかな。家の方針はどうあれ、誕生日のお祝いは普通にしてくれるってことは、世間一般では誕生日はめでたいことだって言うのは今はわかってるんでしょ?』

梨子『……千歌ちゃん、花丸ちゃん、どうしたの?』


リリーが突然、千歌と花丸を名指しする。……ああ、そういえばベランダ越しに見てるんだっけ。


花丸『特殊なお家だと、それがためらわれる気持ちはわからなくもないずら……』

千歌『めでたいなーって思っても、祝われて嬉しいなーって思っても、家族が忙しそうにしてるとなんか申し訳なくなっちゃうんだよね……』


二人して、そんな心中を吐露する。頭でも抱えながら言ってたのかしら?


曜『……そういうものなのかな』

鞠莉『さぁ? マリーは毎年パパがダイダイテキにお祝いしてくれるし♪』

善子「スケールでかそうね……」


客船貸しきってパーティとかしてそう……。



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