ルビィ「──気の引ける誕生日。」
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13: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/09/21(木) 00:02:02.97 ID:PRn4YQDVo




部室に行くために体育館を通るんだけど……


ルビィ「……?」


部室は何故かカーテンに覆われていました。


ルビィ「部室……何かあったの?」

善子「いいから、リトルデーモンは黙って付いてくればいいのよ」

ルビィ「ええ……花丸ちゃん」

花丸「まあ、どっちにしろ目的地は部室だし。いいんじゃないかな」


そう言って花丸ちゃんがルビィの背中を押して……ヨハネちゃんと花丸ちゃんに挟まれたような状態で部室に向かっています。

ヨハネちゃんが部室のドアの前で止まって。


善子「……」


ルビィの方をちらっと見ました。


ルビィ「……?」

善子「さーん!!!!」

ルビィ「ピギィ!?」


突然、ヨハネちゃんが大声を出すのでびっくりしてルビィは飛び上がる。


善子「にー!!!!」

ルビィ「え、なに!? なに!?」


突然始まったカウントダウンに動揺する。

──と、思ったら後ろからガシっと肩を掴まれた


ルビィ「ピギィッ!!」

花丸「ルビィちゃんごめんねっ!」

善子「いーっち!!!!」


善子ちゃんの一の掛け声と共に身体が前に押し出される。

花丸ちゃんに背中を押されたんだと気付いたときにはバランスを崩して、前につんのめっていて


善子「ゼローーー!!!!」


最後の掛け声と共にヨハネちゃんが引き戸を開けて

ルビィは室内に放り込まれる。そして──

──ぽふ……何か柔らかい感触に、抱きとめられた。

パーーーン──パーーーン──


ルビィ「……!?」



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