ルビィ「──気の引ける誕生日。」
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12: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/09/21(木) 00:01:26.85 ID:PRn4YQDVo




放課後。花丸ちゃんに付いて行って、図書室でお片付けの手伝い。


ルビィ「花丸ちゃん、この本って……」

花丸「あ、それはあそこの棚だよ」


花丸ちゃんが指差して教えてくれる。


ルビィ「あ、ホントだ! ありがと、花丸ちゃん!」


……ルビィは本を棚に戻す係をやってるんだけど……。

さっきからルビィ、聞いてばっかでむしろ花丸ちゃん一人の方が早いんじゃないかなと……ちょっと思ったり。

……でもでも! 手伝うって言った以上精一杯頑張らないと……!

二人で片付けをしてると、突然ガラガラ──と、図書室の引き戸が開け放たれました。


善子「リトルデーモンたち……付いてきなさい。」


善子ちゃんでした。


ルビィ「あ、善子ちゃん──」

善子「ヨハネよ」

ルビィ「ぇっと……ヨハネちゃん。ルビィたち、今図書委員のお仕事してて……」

花丸「いや、大丈夫だよ。もう終わったから」

ルビィ「え?」


花丸ちゃんはそう言って受付から立ち上がる。


花丸「さっきルビィちゃんが持って行ってくれた本で最後だったよ」

ルビィ「ホントに?」

花丸「うん。助かったずら」

善子「わかったら、早く付いて来なさいリトルデーモンたち」


善子ちゃ……ヨハネちゃんに促されて


花丸「ルビィちゃん、いこ」

ルビィ「え、どこに?」

花丸「部室」

ルビィ「あ、うん」


ルビィたちは図書室を後にしました。





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