【ミリマス】P、茜、亜美、このみ「昴ちゃんの野球を見に行こう!」【ミリシタ】
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6: ◆GX3sPLlAOZRK[saga]
2017/09/20(水) 22:51:57.54 ID:Hh+u3iQpo
茜「さあ相手は打者をピンチバンターに替えて右打席に入るやバントの構え。ピッチャー、セットポジションから第1球…投げました!」

このみ「ワンバウンドの変化球、バッターギリギリの所でバットを引きボール球を見極めます。おそらく縦のスライダーか?
 ああっと!?一塁ランナー帰塁が遅れている!捕ったキャッチャー一塁に送球!一塁のカバーへ入ったセカンドのタッチは…セーフ!」

亜美「惜しいー!後ちょっとでアウトだったのに〜!」

このみ「もしかして緊張してるのかしら。相手の代走の子」

茜「さあカウントは1ボールノーストライク、バッターはバントの構え。第2球…投げた!」
 バッター変化球をバント、ボールは三塁線を…跨いでファール。サードもすごい迫力のチャージ見せたわね」

亜美「もしかして、バッターも緊張してるっぽい?」

このみ「まあ、あり得るでしょうね。この場面なら。
 それにしても変化球を続けるとは、いくら盗塁させにくい状況とはいえキャッチャーは随分と神経の図太い配球するわね」

茜「カウントは…え〜1ボール1ストライク、昴ちゃんの第3球…投げました!」

茜「バッター、三度の縦スラに体勢を崩されながらも何とか食らいつきバットに当てた!
 ボールは高く弾んでサードの進路上!キャッチャーは二塁を指示!一塁ランナーのスタートが遅れている!
 猛チャージをかけていたサードが打球へと……」

亜美「うあうあ〜!や、ヤバーい!」

茜「と、捕れなぁぁーい!打球はサードの構えたグラブの上!猛チャージがアダとなったかぁ!?
 カバーに入っていたピッチャーがボールを拾い上げ…二塁は間に合わない!
 ピッチャーの一塁送球か!バッターランナーのヘッドスライディングか!どちらが早い!?
 ピッチャーからの二塁側に逸れた送球に精一杯手足を伸ばして捕りに行くファースト!しかし届きそうにな〜い!やむなくベースから足を離して捕球します!
 白煙舞う一塁塁上のバッターランナー、ネクストサークルの4番を指差してガッツポーズ!一塁二塁ともにセーフ!」

このみ「う、うわぁ…ここでこのエラーは…」

亜美「次って、確か…」

茜「1アウト一、二塁。バッターは4番…逆転のランナーが出た状態でラスボス、右打席に降臨…」

亜美「周りのスタンドからのカンセーもメッチャ耳にクるし、ラスボスってよりアイドルか何かみたいだね…」

茜「大人びた風格はすでに高三だとか大学生を彷彿とさせ、ひとたびボールがバットに乗ればどこまでも飛ばしてしまいそうなこのボス猫じみた威圧感!
 茜ちゃんたちのいるバックネット裏までプレッシャーがビンビン来ています!」

このみ「相手バッターはこの試合、長打を含む猛打賞級の活躍はしたものの、まだ打点がないのよね。
 対する昴ちゃんチームのメガネの子は犠飛とタイムリーで2打点。
 メガネの子を印象勝ちさせるためにも、出来るならこの打席で勝負して打ち取って試合に勝ちたいわね。
 いまの昴ちゃんにとっては同点も逆転もあり得るピンチだけど、ピッチャー交代の様子は無し。この局面、ベンチは昴ちゃんに任せるみたい」

茜「まあ緊急登板の四番手ピッチャーの代わり探そうにも、この場面で勝負できるリリーフなんて普通は弾切れだよね…」


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