奈緒「特別な一日」
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/09/17(日) 00:05:31.58 ID:WGoPFWnk0
「奈緒…………」 

誰かがアタシを呼ぶ声がした。この声はPさんかな。景色は霞んでいて、なんだか全身がふわふわした感覚で包まれている。すると、頭にすうっと手が伸びてきてアタシの頭をやさしくなでた。

まるで子ども扱いされているような仕草だけど、すごく気持ちいい。それはPさんだからなのかな。Pさんの手からは、アタシを大切にしてくれているのが伝わってくるような気がした。そっか。こうやってPさんはいっつもアタシのことをちゃんと考えてくれてたんだ。いつもは恥ずかしくて言えないけど、
 
「Pさん……いつも……ありがとう……」 

「こちらこそありがとな、奈緒」 

……ん?急に視界が鮮明になる。ふわふわしたベッドから身を引き起こすと、真横にPさんがいた。

……やっちまったよ!Pさんの前で思いっきり恥ずかしいこと言っちまったよ!自分でも顔が赤くなっているのがわかる。ああ、もうPさんの顔をまともに見れないよ…。 

「やっと起きたか。突然倒れて心配したぞ?」 

どうやらアタシは睡眠不足と朝食を抜いたせいで倒れてしまったらしい。時計を見ると、アタシは二時間ほど眠ってたみたいだ。もしかして、その間Pさんは… 

「あ…あのさPさん。もしかしてアタシが寝てる間中付きっきりでここにいたのか?」 

「ああ。そうだよ。奈緒は寝顔もかわいかったぞ」 

「か、かわいいってなんだよ…」 

すごく久しぶりにかわいいといわれた気がする。いつもはうれしいより恥ずかしい気持ちのほうが大きいけど、今日はうれしい気持ちが大きかった。一週間ぶりってだけでこんなにうれしいんだな。 


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