150: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/10/05(木) 00:23:51.40 ID:y/bNZ13u0
席を立とうとしたところで、辻垣さんがふいに声をあげる。
辻垣「さて、どうやら規則が増えたようだ、君達はもう確認したかね?」
橘高「確認したが……何故お前はモノクマを持っている?」
モノクマ「……」
皆辻垣さんの方を、奇異の目で見ている。
辻垣さんはここへ来るまでの間、こうしてモノクマを抱きかかえていた。
辻垣「ああ、彼についても私は色々知りたいのでね」
加々美「……それで、規則ね。うん。アタシも見たわよ。この電子生徒手帳……だったかしら、ここから音が鳴っていたから」
米菓「べべ……米菓も……ああ……」
小倉「……ねえ、モノクマのスリーサイズって何? 気色悪いんだけど」
モノクマ「え? 何それ?」
四季ヶ原「どうしたの?」
モノクマ「……うそ? だ、誰だ? こんないやらしい事をしたのは……」
あれ? モノクマが自分で書いたんじゃないんですか?
……ああ、別のモノクマが書いたんでしょうか? ややこしいですね。
杯「umm?☆ このスリーサイズどこかで見た事あるよ? 確か猫型の……」
橘高「それ以上言うな」
四季ヶ原「そもそも、もうそのネタは通じない気がするな……」
モノクマ「全くもう」
モノクマは辻垣さんの身体から抜け出すと、いつものように去っていった。
辻垣「あっ待ってくれと伸ばした私の手は、空を切るばかりだった」
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