【再開】オリロンパ(β)
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115: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/25(月) 23:03:55.64 ID:7Du4sHpx0
杯君に化粧をしてみよう。

稲羽「杯君、お化粧しても良いですか?」

杯「何? 急に。でもすっごく面白そうだね☆ OK!☆」

杯君は快諾してくれた。

私は杯君へお礼を告げて、化粧に取り掛かった。

稲羽「……」


……



稲羽「……」

上手くいかない……

やっぱり化粧は、する人の技術によって完成度が左右されるんでしょうか?

……世の中甘く無いですね!



……


それから試行錯誤を続け、化粧を終えた。

杯君の目玉は爛れ落ちたように黒一色になり、口元は大きく裂けている。

稲羽「……」

うん、この絶妙な可愛らしさ、まさしくピエロそのものですね。

我ながら上手く出来ました。

杯君の顔がもともと幼げなのも上手くいった一因ですね。

杯「どうですか?☆ 僕の顔。あはは!!☆」

稲羽「可愛いですよ」

杯「そうなんだ!?☆ じゃあ早速誰かに……」

沙慈「ふんふふんふんふーん……ぬおおおおお!!!??」

稲羽「きゃああああああ!!!」

食堂へ訪れたらしい沙慈さんが驚いた様子で後ずさる。

沙慈さんの声に私も思わず驚いて、叫び声をあげてしまう。

沙慈さんの叫び声……男性らしく渋くてかっこいい……

稲羽(って、私は何を考えているんでしょう?)

沙慈「うむ、娘っこ……一体どうしたのでごわすか? 杯君は」

稲羽「お化粧したんですよ。可愛いですか?」

沙慈「かわ……かわいい? うむ……」

杯「アレ? なんか反応が微妙ですよ?☆」

稲羽「えっ……?」

……どうしよう、もしかして本当はあんまり可愛くないんでしょうか?

稲羽「……」


1.沙慈さんの顔を弄ってやる(奇数)
2.沙慈さんに顔を弄ってもらう(偶数)


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