七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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◆TDuorh6/aM
[saga]
2017/09/19(火) 16:13:21.21 ID:okum3/gZO
「仕方ありませんね!そんなプロデューサーさんに……はい!百合子のスペシャルドリンクです!」
そう言って百合子は、カバンから水筒を取り出した。
キャップを外すとそのままカップとして使える、最近見なくなったタイプのあれ。
そのままカップに中の液体を注ぎ、俺に差し出してきた。
「はい、どうぞ!」
あぁ、良い表情だな、百合子。
ずっとお前の素敵な笑顔を見ていたくなったよ。
より正確には、カップに並々と波打つ不思議な色の液体から目を逸らしていたいだけだけど。
「……なぁ、百合子。これ、飲んで本当に人体に影響ないのか?」
「一部に影響はあると思いますが、健康に害は無いはずです。むしろ元気になれますよ!」
それが身体のどの一部分なのかは考えたくない。
「飲むの怖過ぎるって……」
「でしたら、その……私が口移しで……」
そのまま飲み込んでしまえばいいのに。
いや、飲むな、お前がゲンキになってもそれはそれで困る。
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