七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
1- 20
34: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/18(月) 16:31:12.28 ID:6BNrNmyXO



 だが百合子、そっちはランジェリーショップだ。

「どれが良いですか?」

「なんで俺に下着を選ばせるんだよ……」

「だって……その、『そう言う時』に、プロデューサーさんが興奮する方が……」

 やめろ、既に混乱してる俺に追加で負担を上乗せするんじゃない。
 あと女性の店員さんが凄く微妙そうな顔でこっち見てるから。
 なんとかして親子ですよオーラを出し乗り切るしかない。
 にしても綺麗な女性だな……少し声でもかけてみようか。

「……プロデューサーさん、店員さんの視線が気になるんですか?」

「いや、全く、何も、あ、店員さんこっち見てるじゃん!気づかなかったわ!」

 なぁ百合子、なんでお前は振り返ってもないのに背後の女性店員さんの視線が分かるんだ。

「プロデューサーさんの視線が分かりやす過ぎましたよ。『お、良い女がいるな、声掛けてやろうか』みたいな感じでした」

 目は口ほどに物を言う、というやつか。
 百合子の目は真っ暗で何も読み取れないけど。
 
「他の女に脇見させないくらい、お、大人な下着を……」

「お前は下着姿で買い物する気か」
 



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
66Res/41.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice