七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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26: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/17(日) 17:15:55.12 ID:483Co6yNO



 さてさて、まぁ百合子が目の前にいるのは夢ではないだろう。
 夢だったらまだ良かったのに。
 朝、美少女が起こしてくれるなんて夢のようなシチュエーションだけどさ。
 夢であってほしかった。

「……なぁ、百合子」

「あ、朝ごはんなら出来てますよ、プロデューサーさん」

「どうせおはぎだろ?」

「レバニラ炒めです!」

 朝から食べるもんじゃないと思う。

「ところでさ、百合子」

「なんでしょうか?」

「不法侵入って知ってる?」

「もちろんです!正当な理由が無く勝手に他人の敷地に入る事で、法定刑は3年以下の懲役または10万円以下の罰金、未遂でも処罰されるそうですね」

 無駄に詳しいな、流石文学少女なだけはある。
 普段どんな本読んでんだ、とツッコミたくもなるが。

「因みにですけど、セールスマンが敷地に入ってもそれだけでは不法侵入にはならないそうです。物を売る、って言うキチンとした理由があるからですね。でもセールスを断られた時点で正当な理由は失われるので、それ以上居続けたら不法侵入になります」

 なるほど、為になるな。




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