12:名無しNIPPER
2017/09/10(日) 23:08:11.29 ID:ZNhdxt+t0
「あ、亜利沙」
「ひゃ、はい」
注意したのに喉から洩れた声はみっともなかった。亜利沙もやな。気が合うなあ、私たち。
そんなことを思うと、ちょっと面白くなって笑ってしまう。くくっ、と抑えようとしても止まらない。
「奈緒ちゃん?」
「くくくっ、んふふ。いや、そうやな」
なかなか収まらない笑い。だけど面白いものがあるというより、あれや。亜利沙の前やと気が緩むというか、そんな感じ。
つまり、そう。
「ああ――。私、亜利沙のこと大好きなんやな」
「んえ、な、な」
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