37: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:18:26.03 ID:Gw/LBJoB0
ダイヤ 「せめて…呪いの原因でもわかれば。鞠莉さんを救えるかもしれません」
梨子 「…私、協力します」
ダイヤ 「……ですが、あなたは疑いたくないのでしょう? “彼女”のことを」
38: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:19:20.75 ID:Gw/LBJoB0
梨子 「ダイヤさんは黒澤家という立場上、自由に動けない。なら私が、この呪いを解明して見せます」
ダイヤ 「……屋上の無断立ち入りの件は、見逃して差し上げます」
梨子 「…真面目ですね、ダイヤさん」
39: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:19:56.65 ID:Gw/LBJoB0
ダイヤ 「ルビィ!? どうしてここに…」
ルビィ 「お、お姉ちゃんがこっちに行ったのを見て気になって…」
ダイヤ 「それにまた飴なんか舐めて…学校ではやめなさいとあれほど…」
40: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:20:43.08 ID:Gw/LBJoB0
ルビィ 「あ、梨子さんも飴舐めますか?」
梨子 「あっ…うん、ありがとう」
ダイヤ 「学校内で食べたら取り締まりますからね!」
41: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:22:00.07 ID:Gw/LBJoB0
〜帰り道〜
梨子 「……あれって、鞠莉さん?」
42: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:22:57.74 ID:Gw/LBJoB0
鞠莉 「…とめたら…Noだよ、桜内さん。悪いのは私、なんだから」
梨子 「鞠莉さん…」
女子生徒 「ほら、本人がこう言ってんだもん。あんたが口を挟むことない…よっ!」ガッ!
43: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:23:34.30 ID:Gw/LBJoB0
鞠莉 「あの子ね、ホテル建設に携わった建設員の娘さんなの」
鞠莉 「内浦の怒りの対象になって、彼女のお父さんも無気力状態に陥った。だから、私は蹴られて当然なの」
梨子 「そんなのおかしいですって!」
44: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:24:05.71 ID:Gw/LBJoB0
鞠莉 「ありがと、梨子は優しいんだね」
梨子 「鞠莉さん…」
鞠莉 「じゃ、私帰るわね。梨子も気をつけて帰りなさい」
45: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:24:34.38 ID:Gw/LBJoB0
〜深夜 梨子の部屋〜
千歌 「……へぇ、そんなことが」
46: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:25:11.66 ID:Gw/LBJoB0
梨子 「…千歌ちゃんの考えが変わるかと思って」
千歌 「そっか、やっぱり疑われてたんだね」
梨子 「そうは言ってない。…ただ、知ってることを話してほしいの」
47: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:26:03.14 ID:Gw/LBJoB0
梨子 「千歌ちゃん…?」
しばらくして、千歌ちゃんはベランダに戻ってきた。そして勢いよく助走をつけーー
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