28: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:27:15.10 ID:qeoTwk+V0
「ぬぐぐぐ……」
アイドルとしてはいささか荒っぽい悔恨を表す。
しかし、やはり次の瞬間には、まゆは駆け出していた。
「負けません、負けませんよ!」
言葉ではこう言ったものの、この連続した不運に対する弱気は心の中で大きくなっている。
(どうして? こんなことが続くのは、まさか神様の天啓?)
(まゆの用意したものはプロデューサーさんがいらないようなものだったんですかぁ?)
(ねぇ、神様??)
おそらく、佐久間まゆ史上、最速で走りながら、まゆは叫んだ。
「だったら、プロデューサーが欲しいものって何だったんでしょう!」
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