69:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:41:49.47 ID:+EtVRVLso
お二人の心強い助言を貰って……私は赤座&吉川家をあとにした。
本当にここにきてよかった。本当にお二人とお話ができてよかった。お二人が私たちのお友達で……本当によかった。
きっとまたここに来る、今度は櫻子と手をつないで。そう固く決意しながら、私は自分の家へと戻る……前に、商店街のお菓子屋さんへと向かった。
明日は花子ちゃんのお誕生日だ。とびっきりのケーキを作ってお祝いしてあげなくっちゃ。
あかり「……行っちゃった、向日葵ちゃん」
ちなつ「はーあ。ほんと手のかかる二人だよね〜」
あかり「ちなつちゃん……あんなに自信満々に言っちゃって、大丈夫だったの?」
ちなつ「なにが?」
あかり「だって……もしも櫻子ちゃんが、元カノさんの問題をちゃんと片付けられなかったら……」
ちなつ「あー大丈夫大丈夫。今LINEしたら『ちゃんと全部片付けてくるよ』って。ほら」
あかり「え〜!? ちなつちゃんなんで携帯いじってるんだろうと思ったら、櫻子ちゃんとLINEしてたの!?///」
ちなつ「だって面倒なんだもん! あの二人両想いってことがわかりきってるのに、細かいことで悩みすぎ!」
あかり「先生カンニングだよぉ〜……」
ちなつ「いいのいいの。これでわかったでしょ? もうあの二人は放っておいても大丈夫だって」
あかり「まあ、そうだけど……」
ちなつ「それよりさ……向日葵ちゃん、どうしてあげると思う? 櫻子ちゃんに」ずいっ
あかり「えっ?」
ちなつ「向日葵ちゃんの元に帰ってきてくれたとき……櫻子ちゃんをどうやって “迎えてあげる” のかなぁ……///」のそっ
あかり「ち、ちなつちゃん……!?」
ちなつ「もしかしたら……こーんなことまでしちゃうかもよ……っ♪」ちゅっ
あかり「んーっ!?///」
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