61:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:36:22.71 ID:+EtVRVLso
花子「今日お姉さんに頼まれちゃったんだし。最後に一回だけ、櫻子と会わせてほしいって……花子も一緒にいってあげるから、お姉さんとお話しよう? ひま姉にも秘密にするから」
櫻子「そ、そんなこと……約束してたの……///」
花子「もう二人のことに関係ないなんて言わせないし。花子もお姉さんとお話したんだから……それじゃあ、デートの日の最後にお姉さんと会おうよ」
櫻子「……わかった。私ももう、ちゃんと話すって決めたから」
花子「そうなの?」
櫻子「うん……もう、誰にも秘密は作らない。向日葵のためにも、あの子のためにも……花子のためにも」
花子「……櫻子、ちょっとだけ大人になったし」
櫻子「まだまだ……花子の方が全然お姉さんみたいだよ。いつもいろいろ……ありがとね」
花子「……///」はぁ
櫻子「明日は私が一日中花子の看病するから。ねーちゃんは用事があるって言ってたから、私がずっとついててあげるからね」
花子「ええ……? そんなにしてもらわなくても、花子ももうほんとに体調は大丈夫だから……」
櫻子「だーめ。まだ何があるかわからないんだから……それに、特に用事もないもん」
花子「用事がないなら、ひま姉と遊べば?」
櫻子「…………」
向日葵。
帰りの新幹線であの子のことを打ち明けてから、向日葵とは特に言葉を交わせなかった。
うちに寄って安らかに眠る花子を見て安心すると、楓と一緒に自分の家へ帰っていった。
向日葵は今頃……どんなことを考えているんだろう。
花子「……まさか、ひま姉とも何かあったの?」
櫻子「い、いや……それは特にないよ? ただ……」
花子「ただ?」
櫻子「あの子とちゃんとお別れして……それからじゃないと、私には向日葵と付き合う資格、ないと思ってさ……」
花子「……花子の言ったこと、気にしてたの?」
櫻子「気にしてるっていうかね……それが正しいって私も思うから。今度こそ向日葵に……まっすぐに向き合ってあげたいの」
花子「…………」
櫻子「でも今日、今まで秘密にしてたあの子のこと、向日葵にも教えちゃったから……もしかしたら、幻滅されちゃったかな? はは……///」
花子「……櫻子」
櫻子「え……?」
花子の目がぱっちりと開かれる。
まっすぐで、大きくて、月明かりをゆらゆらと映す綺麗な目。
思わず見惚れていると……ふっと笑顔になり、私をさとすように言った。
花子「もうちょっと、自分の彼女のことをわかってあげた方がいいし」
櫻子「!」
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